こんにちは。今日は安全基地について思ったことを書きます。
安全基地と言うと、秘密基地のようなものだったり、そのままの基地など、物理的な意味ではありません。心の安全基地についてです。
よく保育園では、保育者は『子どもにとっての安全基地になる』と言われています。
安全基地とは、子どもが助けが必要な時に、いつでも駆け込める場所や人、心の拠り所のことです。
そのため、保育者は子どもから少し離れたところで、見守る姿勢が大切だとされています。
転んでしまった、怪我をした、悲しくなった、嬉しい報告の時など、『いつでもここにいるよ』とメッセージを送ることでもあると思います。
そうすることで、子ども達は安心して、外の世界に飛び出していきます。
そのため、安全基地を確立させてあげることが大切だと思います。
この安全基地がないと、不安を感じやすくなってしまいます。なので、入園したての子には、近くで寄り添い『安心してね』『大丈夫だよ』と声をかけたり、『そうだよね。。。』と共感したりしています。
子どもとの関係の中では、よく愛着形成(アタッチメント)を作りなさい。と言われます。
愛着とは、子どもが他社に対して持つ情愛的な絆とされています。
正の感情でも形成されますが、負の感情になった時に共感したり、受け止めてもらうことでも、愛着は深くなるそうです。
ここで、私の感想ですが、保育園でいう愛着形成と、家庭ではどこか違う気がします。
保育園では、パパママがいません。よく家庭と同じようにとか、親の代わりにということを耳にしますが、確かに安心するには大切なことだと思います。
ただ、保育園という場は、様々な人との関わりを学ぶ場所です。
色んな人がいて、合う人もいれば、合わない人もいる。その人はを選べるようにすることも環境には必要なのではないでしょうか?遊びたいときは、この先生、安心したいときはこの先生と、人的な環境を選ぶ権利は子どもにもある思います。
合わない人との安全基地は、ちょっと不安にもなりますよね。
子育てしていると、ママがお出かけをして、私と娘たちだけになることもあります。意外とその日だけは元気よく過ごしてしまうこともあります。
娘とお出かけしたとき、周りが知らない人ばかり、ママもいない状況では、さすがに私のそばを離れないです。
こどもは、そうやって優先順位をつけているのですね。だってママがいなかったら終わりだもん。
今日はパパしかいないからしょうがないと。。。。
それも生きる力なのでしょうね。
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